シンギュラリティについて考える

シンギュラリティとは

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、人工知能が発達し、人間の知性を超えることによって、人間の生活に大きな変化が起こるという概念を指します。
シンギュラリティ(技術的特異点)参照

シンギュラリティが起こす問題

シンギュラリティは2045年に発生すると言われています。
AIが人知を超えた知性を持つようになり、人類が予測できない域に達するという仮説があります。
AIがAI自らを改良したり、AIがAIを作りだすようになっていく未来がくると言われており、現時点でも人類はAIによる囲碁や将棋でなぜそのような手を指すのかが人類にはわからない領域まで達してきています。
囲碁でいうならば、その人知を超えつつある囲碁AIがより強い囲碁AIになるために、自らを改良したりし始めたらもう囲碁は人間のものではなくなってしまうでしょう。

これはAIの今後を考えると囲碁だけの世界ではなく、現実世界でも起こると言われているのです。
数学や物理学、その他の学問でAIは神の領域に達し、全ての学問は人間が学習すること自体無駄になるでしょうね
全ての物事においてAIより劣った人間サイドからみると、AIに地球を乗っ取られたような現象が起こると私は思っています。

まとめ

現在でもAIを使用した○○...というような[AI]という言葉をよく耳にすることが多くなってきました。
私も業務でAIを使ったシステムの開発を行なっていますが、シンギュラリティの引き金になるのは強いAIと呼ばれる「汎用AI」の誕生の後なのかなと個人的には考えています。
理想のAIは「物事を自ら考え、行動する」ことができるモノではないかと感じていますが、
現状のAIは「物事を評価し、別プログラムに次の行動を委ねる」といった点でAIというには大きく乖離しているように思えます。

いずれ起きると言われているシンギュラリティについて少し考えてみました。