山手線が自動運転化していくことについて

山手線が自動運転化していくことについて

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ちょうど昨日ニュースを見ていたらやっていて、少し気になったので他の自動運転についてとその課題について調べてみます。
前に電車は結構自動運転が進んでいるという話をどこかで聞いた気がしたので調べてみたら結構自動化されていることがわかりました。


2018/10/03
アクセス数が多いのにも関わらず、情報が浅いので、追加情報を載せました。


wikipediaで国内で自動運転の電車を調べてみたらかなり進んでることがわかった。


無人運転を行なうもの

運転士が乗務するもの


運転手が乗ってたり、電車に乗ってても必ず姿を確認できるわけでもないから気づかなかったが、私が乗っている電車も自動運転だったみたい。

自動列車運転装置となるATO(Automatic Train Operation)というもので運転を自動化しているみたい。
電車関係は詳しくないから間違っている可能性が高いが、ATOのシステム構成が各鉄道会社ともほぼ同じらしい。

現状の課題

自動で運転するためには、 - 線路内に入れないようにする高いドアの設置。 - 異物が車内に入り込まないようにする構造。 - 線路の障害物を感知するためのセンサー。
この3つが課題となっているそう(ただよくわからないのが、この課題がある中で既に無人電車があること)

この中だとセンサー技術であるが課題だそうで、LiDAR(レーザーを照射して、戻ってきた光情報から周りを把握するセンサ)に注目が集まっているらしい。

以上、現状の自動運転の電車と完全自動運転での課題でした。f:id:skyofgreen1:20180815110349j:plain

追加情報

現在、車の自動運転で使用されているセンサー類は大きく分けて三つに分けられます。

カメラの画像解析

画像を解析し、前方の障害物等を確認する手法です。
標識等の認識から速度を割り出したり、白線の検知によりレーンから逸脱しない走行が可能です。
しかし問題点として、夜間や霧や雨などの悪天候、逆光などに弱く、検出能力が低下するというデメリットもあります。

ミリ波レーダ

ミリ波とは、波長の短い電波のこと
ミリ波を照射し、物体に当たり、戻ってきたのを確認することで
戻ってくる時間等の情報から物体までの距離や方向を把握します。
電波が戻ってくる情報を使用するため、悪天候などには左右されませんが、
反射した物体は何だったかがわからないという問題や、
反射率が低い物体(発泡スチロールや段ボール等)は検出が難しいというデメリットがあります。

LIDAR

LIDAR(ライダー)とはレーザを照射し、物体からの反射の戻り値の検出で、
物体までの距離を把握する装置です。
ミリ波レーダの光バージョンと思って差し支えないかと思います。
光の波長は電波よりも短いため、検出する空間分解能が高いです。
(空間分解能って何?って人はこちら)

LIDARではミリ波では検出が難しい段ボールや発泡スチロールなども検出できます。
空間分解能が高いため、100m離れた物体との距離を数cm単位で把握できるという強みがあります。
(googleの自動運転車にも使用されたセンサだそうです。)
LIDARの欠点として、自動運転技術の急激な進化にLIDARの分野がおいついていないということ。
それもあり、LIDARは装置が大きく、車の上に大きく設置してしまわなければならないということや、
値段も1基あたり数千ドルから1万ドル(数十万円~百万円)レベルとなっています。
もちろん今回のような電車に取り付けるという点では、あまり関係ない話なのかもしれませんが
このようにまだ成長段階である分野であるということがわかっていただけるかなと思います。

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追加情報まとめ

今回追加したのは基本的に車の自動運転のセンサを調べ、追加しました。
どのセンサも良し悪しがあり、おそらく自動運転が標準的になった場合に
この中の「一つのセンサをメインに」のようなことはないんじゃないかと思います。
これらのセンサを複合的に利用することで、
車や電車などの障害物などを避けるなどの動作が入る乗り物は自動化されていくのではないかと思います。